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グラフ中の空いた部分に,別の小さな図を描いてみましょう.よくあるの は,図の込み入った部分の拡大図を作るものです.複数の図を同時に描くので, ここではmultiplotを使います.全体の図の サイズを1としたときに,図中の図の縦横を0.5にしたものを作ります. multiplotに入った後,まず全体の図を描きます.
図の原点を空いた部分(0.45,0.1)に移動した後,縮小したグラフを描きます. XとYのレンジは,拡大したい部分を指定します.拡大窓にプロットするの は,レンジが違う以外は上の全体のものと同じですので,replot を使うことができます.
![]() Xの小さい部分が拡大されて見やすくなっていませんか.ここでは,拡大 窓の位置をうまく設定して,両方の図が重ならないようにしていますが,全体 図中の線や点が拡大図の中に入ってしまうと,両者は重なって表示されてしま います.gnuplotで,このような部分を消すことはできません. 軸名を入れる場合は全体の図だけにしておき,小さい方の図には付けないほ うが良いでしょう.また,全体を縮小するEPSを作る場合は,全体の大きさ を決めるset size は multiplotモードに入る前に定義しないと いけません.multiplotに入った後でサイズを定義しても,Postscriptファ イルに書き込まれるBoundingBoxは画面全体になってしまいます.完成品が ぷろっとぎゃらりぃ にありますので参 考にしてください. |
スタイル一覧にあるように, gnuplotが描く棒グラフ with boxes は中空の矩形になります.内 部の塗りつぶしはgnuplotだけではできませんが, Gnuplot Central にgnuplotが作成した棒グラフを塗りつぶすためのツール が幾つかあります. Postscriptに出力するなら,非常に太い線を使って with implusesで描くのが簡単です.下の例では,1番の線種の幅を50倍に しています.
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