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gnuplotが描くグラフの領域は,軸の数字やラベルによって変化します. この領域を固定したいときは,marginを調整します.marginには, 上(tmargin)下(bmargin)左(lmargin)右(rmargin)があり,デフォルトでは 全てが自動計算されるようになっています.現在の設定は,
例として全てのmarginを指定した場合を示します.
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複数の図を一つにまとめて描きたいときが良くあります.gnuplotでは上下 左右の軸に別々の目盛を割り振ることができ,右側のY軸はY2軸,上のX軸はX2 軸として使うことができます. Y2軸は,何もしなければ左側のY軸と同じです.Y2のレンジをYと違うように してみて,sin(x)とsin(x)の2乗をプロットしてみましょう.どちらのY軸を使って 図をスケールするのかは,plotのオプションにあるaxisで指定します. axisに続けてx1y1, x1y2, x2y1, x2y2 のいづれかを与えて,表示するときに使う 軸を決めます.x1y2なら,下側のX軸と右側のY軸の目盛に合わせて表示することに なります.
![]() このままでは,右の軸に描かれる目盛は,左の軸と同じままです.0〜1の 範囲に合わせた目盛を出力し,さらに,左のY1軸の目盛を右側に描かないよう にするには,次のようにnomirrorを指定します.勿論, set y2tics 0,0.1の様にY2軸の最小目盛と増分を指定すること もできます.
![]() このようにしてプロットした図では,どの線を右の軸で読むのかをはっきりと させる必要があります.そのときは,set arrow を使って右向きと左向きの矢印を図に描き込めばよいでしょう. |
昔のgnuplotでは不可能の一つとして有名でしたが,今ではサポートされて います.図を正方形にするには,set size でsquareを指定します.
同様に,縦横比を固定するには,次のようにします.
この場合,Y軸がX軸の2倍になります.squreやratioで指定する軸の長さ 比は,軸の数値(つまりX,Yのレンジ)には関係しません.X,Y軸の単位に対して その比を固定するには,ratioの数値を負にします.-1にすると,X軸の単位長 さとY軸の単位長さが等しくなります.-2なら,Y軸は2倍の長さになります.
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